【大阪で】電動キックボードLUUP【乗ってみた】

趣味

2022年4月19日に電動キックボードに関する道路交通法の改正案が衆議院で可決したことが話題になっていますね。

大阪市内では、街中で電動キックボードの駐輪スペースを見かけることも増えてきたので、「電動キックボードって実際どうなん?」と思い、体験してみました。

著者は学生時代中型のバイクで通学したり、ロードバイクでいろいろなところに出かけたりして、大阪市内の車道の左側経験が豊富なので、その視点からの解説も入れていきます。

結論からいうと、車道に慣れてない人の電動キックボードでの移動は難しい!です。今後免許証やヘルメットの装着義務がない状態で利用できる未来が来るかもしれませんが、ある程度車道に慣れている人でないとリスクがあると思いました。


電動キックボードに乗った感じ

今回は、大阪でよく見かけるLUUPを利用しました。アプリ自体は半年前ぐらいにいれていたのですが、程よい距離の用事がなかなかなく、利用していませんでした。
定期的に発行されるクーポンを利用して、30分程度試し乗りをしてみました。

乗り方の説明、キックボードの操作方法はアプリでレクチャーがありますが、
基本的には普通のキックボード(電動なし)にアクセルとブレーキがついたものです。
2~3回足で蹴って助走をつけてからアクセルのボタンを押すことで、電動アシストされ、
蹴らなくてもキックボードが進みます。
操作はシンプルで、すぐに走り出しても問題ないレベルと感じました。

右ハンドルの内側、go▽の下がアクセル。

最高時速は15km/h。
体感としては、歩くよりはかなり早いが、自転車よりはおそいぐらい。

左折や右折時に、スピードを落とした際は、慣れない場合少しふらついて怖いかもしれないです。

著者は以前、電動キックボード先進国のフィンランドで乗ったことありますが、
そのときはかなり速く走れたので、拍子抜け感はありました。

スマホホルダーにスマホがつけられないと辛い

LUUPアプリでは、走行不可ゾーンが設けられており、そのゾーンでは手押しするよう通知が来ます。
例えば、御堂筋、谷町筋、心斎橋~なんばのいくつかの地域、大阪城公園、天王寺公園など。
(※2022年4月現在)
もしその箇所を横断するような移動を計画している場合は、キックボードのスマホホルダーにスマホをセットして、確認することをお勧めします。

しかし、筆者のスマホはスマホリングを背面につけており、スマホホルダーに装着できませんでした。
ストラップを付けていてもうまく着けられない可能性があるので、注意が必要です。

大阪の道路は一方通行がむずかしい→押して歩けば歩行者

(他府県がどうかはわからないのですが)大阪市内の路地は一方通行が多いです。
目の前に見えている目的地に行くために、大回りをして行く必要があることも多々あります。
電動キックボードに乗っているときも、車道を走っているため同じ注意が必要です。

左折/右折しようとする場合は、(特に路地などの小さい道路では)今から行こうとする道路が
一方通行でないか、標識や道路のデザイン(停止線が道路の幅いっぱいないかなど)を見て確認するとよいでしょう。

もし困ったときはあせらず路肩にとめるか歩道にあがって地図を見るか、
押して進めば歩行者になりますので、落ち着いて運転すれば問題ないでしょう。

車道の端の凹凸や、ゴミに注意

(他府県がどうかはわからないのですが)大阪は道路の左端に凹凸があったり、ゴミが落ちていたりすることは少なくありません。
径の太い自転車であれば気にすることはないかもしれませんが、
ゆっくり走っている電動キックボードでは、凹凸や排水溝などの影響を受け、
ハンドルがガタガタするので走行感はあまり良くないです。

避けようとして左右に動くのも危険なため得策ではなく、ゴミが多そうな場所や道路を避けて
移動の計画を立てたほうがよいと思いました。

地味に困るサイドミラーとウインカー

今回の走行で、地味に困ったポイントはサイドミラーとウインカーでした。

個体差だと予想されますが、走行中のガタつきで、サイドミラーが勝手に動き、
右後ろを見るどころか勝手に空を移す角度に変わってしまうのが地味に気になりました。

電動キックボードの走行中は、後方から車がきていないかがかなり気になるので、
右後ろを毎回振り返らないと見えないのがストレスでした。

空を見上げるサイドミラー

ウインカーに関しては仕様ですが、晴天下では自分が今ウインカーを出しているのか(また、消せたのか)がよく見ないとわかり辛かったです。
原付やバイクのように、「カチカチ」いうわけでもないので、ウインカーを出したままずっと走っていたなんてことは頻発しそうです。

この写真は光っていない。光ると淡いオレンジ。

また、近くを走っている人のウインカーも、人の体で見え辛く(車体の後ろは光らなかった)、あまり意味がないのかもしれない・・・と思いました。

結論

以上のように、操作上の注意点や、車道を走行する上で気になったことをまとめました。
久々のキックボードでの相当ということもあり30分程度の走行だけでも、少し気疲れしました。

普段車やバイクを運転している方なら問題ないですがそうでない方にとって、
車道のルール、起こりうるリスクを瞬時に判断しながら、
適切なルート選択をして運転することは難しいのではないでしょうか。

操作自体は自転車のように気軽なものですが、
車道を走ることの難しさがハードルになると思いました!

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