【体験談】子連れで須磨シーワールド行ってみた【予習必須】

大阪

2024年6月1日にオープンした神戸須磨シーワールドは、西日本で唯一シャチが見れる水族館で
夏休みに向けて話題沸騰中です。

そんな須磨シーワールドに行ってみて、子連れで楽しむために気づいたことなどをまとめました。
シャチのパフォーマンスは迫力があり、楽しめましたので興味のある方は
事前に作戦を考えたうえで、ぜひ行ってみてください!

Mogrii
Mogrii

1児を育てるブロガー。

育児を通して悩んだことや気づきを

ブログで発信中。


神戸須磨シーワールドとは

神戸須磨シーワールドは、兵庫県神戸市須磨区にある水族館です。2023年5月31日に営業を終了した神戸市立須磨海浜水族園を民営化して、2024年6月1日にオープンしました。西日本唯一のシャチのパフォーマンスや、イルカの生態を間近で学べる「ドルフィンビーチ」など、様々な体験ができる施設です。

アクセスはJR「須磨海浜公園駅」から徒歩約5分で、大阪から50分程度で行くことができます。

料金は日によって異なり、大人3,700~2,900円前後、中学生以下が1,800~1,700円です。

著者は大人2人と乳幼児1人とで2024年7月の平日に行きました。
オルカスタディアム、ドルフィンスタディアム、アクアライブのすべての建物を回り
迫力のあるシャチを見ることができたので満足でした。

須磨海浜公園駅から須磨シーワールドへは、道路の青い波のデザインをたどっていけば迷うことなく着く

入場チケットは事前予約がおすすめ

当日券は10:30に販売がありました。しかし日によっては販売がないとの記載があったので
事前予約がおすすめです。

また、10時~のチケットで事前予約していたのですが、少し遅れて10:30の入場も可能でした。
遅れても入れたのでよかったですが、混雑状況によっては当日券のお客さんなどが多数いると
混雑したのかもしれません。

事前予約をしたうえで、その時間きっちりに行くのがおすすめです。

平日でも結構混雑している

土日は混雑していると聞いたので、平日に行ったのですが結構な混み具合でした。
入り口で並ぶことはなかったのですが、特にアクアライブの様々な生き物の水槽が
並んでいるゾーンなどでは行列ができていてスムーズな移動は難しく
エレベーターにも待ち列ができていました。

ショーのはしごは座れない覚悟があるなら

ショーのスケジュールは日によって異なるようですが、
ドルフィンパフォーマンス(イルカ)が11:00~、オルカパフォーマンス(シャチ)が11:30~と
30分ずれで開催されていました。

どちらも連続して見たい!と思う方も多いかもしれませんが、11:00の時点でオルカパフォーマンスの会場の多くの席が埋まっており、ドルフィン会場から来た人の多くは隅の日が照っている席(とても暑い)、濡れる可能性が高い最前列、立ち見の何れかになっていました。

見やすい席で座ってみたい場合は、はしごはしないのがおすすめです。

10:40ごろのオルカパフォーマンスの席。混雑し始めている。

ショーは席+立ち見が満席になると入場もできなくなる

また、回によっては立ち見も満席になって入場さえできなくなるようです。
ショーに行くのがおくれてしまった場合や、上記のようにはしごをしようとした場合など
そもそも入れないと見ることができないので注意が必要です。

アクティビティ(体験系)はすぐ売り切れている

動物とのふれあい体験ができるディスカバリーガイダンスには、ウミガメコミュニケーション、アクアライブバックヤードツアー、ドルフィンコミュニケーションがあり、何れも魅力的です。

それぞれ別料金はかかりますが、体験をしている人の様子を見たところ、皆さんとても楽しんでそうでした。

ただこちらも、事前予約がおすすめで、当日の10:30の時点で全て売り切れていました。

公式サイトによると、会員登録の有無などによって状況は違いますが、3~7日前から予約できるようです。

公式アプリは予約ができるうえに、地図や当日のショースケジュールもみるれので、
事前にインストールしておくとスムーズかと思いました。

パンフレットのアプリ案内の箇所

お土産屋さん前にある、オルカくじもならぶよ

はずれのないシャチのぬいぐるみが当たるオルカくじも名物の1つでした。

オルカスタディアム1Fのミュージアムショップの前で販売されており、
付近のエスカレーター裏のチケットを買って、くじ引き台のところに並ぶようでした。

15時ごろの帰宅前にお土産を買おうとショップに寄ったところ
ショップのレジだけでなく、くじ引きにも長い列ができていました。

もし買うことを決めているのであれば、早めに挑戦しておくとよいと思いました。
(ただ1等があたると大きいオルカのぬいぐるみとずっと一緒に歩くことになります)

ランチや食べ物事情は結構シビアかも

須磨シーワールドの公式サイトによると、食べ物の持ち込みはできません。
そのため、コンビニで買ったおにぎりなどをシートを引いてたべるなどはおすすめできません。

ただ、平日に訪れたにも関わらず、食べ物関係の場所は結構混雑していました。

ブッフェレストランの整理券はすぐに終了

著者が須磨シーワールドについた10:30の時点でブッフェレストランの整理券配布は終了していました。
この水族館の目玉であるシャチをみながらブッフェが食べられるのですが、
事前予約はできないためブッフェレストランに行きたい場合は開場してすぐ
整理券配布にならぶ方が良いと思いました。

10:30(開園30分後)の時点では、整理券配布が終了していた。

フードコートは入場制限がある

フードコードは注文ではなく入場自体に制限があり、入り口に長蛇の列ができていました。
入ってしまえばスタッフの方の案内で席が確保できるので、
席とりなどの争いにはなりにくい点は安心できます。

ただ、フードコートの横を数回通った時、いつでも列が長いままだったので
空いている時間帯などはあまりなさそうでした。

おすすめ:早めにオルカショーのところに行き、フードスタンドで買う

上述の通り、オルカパフォーマンスの時間帯は席数に余裕があるわけではないものの、
席の確保は可能でした。また、パフォーマンス会場の入り口付近には
フードスタンド(PORT DINER、11:00~)があり、そこでフライドチキンやポテト、クレープやアイスなどを購入できます。

パフォーマンスが始まるまでの間に、席で落ち着いて食べることができます。

フードスタンドのメニューの一部。11:00オープンで、10:45ごろには列ができていた。

暑くなければ、外にあるパラソルの下の席でも食べられるかも

他の選択肢としては、オルカスタディアムとドルフィンスタディアムの間にあるSEA WORLD PLAZA(入場してすぐの広場)には、パラソル付きのテーブル・椅子が置いてあり、周囲にフードトラックや自動販売機があるので、そこでも飲食可能でした。

ただ日差しが暑く、真夏は少し熱中症などに注意が必要です。

また、この場所もパフォーマンス直後にたくさん人が出てきた際には満席になっていたので、何かイベントが行われている間がおすすめです。

子連れ視点からみた施設について

筆者は0歳児を抱っこ紐でつれて訪問しましたが、
他のお客さんの中にはベビーカー出来ている人もたくさんいました。
施設内の移動や、楽しむための観点から、子連れの場合に気になった点を記します。

ベビーカーはレンタルもあるが使用はおすすめしない

ベビーカーでの来場も可能なうえ、300円/日で貸し出しもあります。
しかし個人的にはベビーカーの使用は推奨しません。

バリアフリーが意識されているので、どこでも行くこと自体は可能ですが、
遠回りになったり、混雑していて動けないなどの状況を見ました。
特に水槽の展示スペースでは身動きができないベビーカーが複数台いて
移動にフラストレーションを感じます。

また、エレベーターに並んだり、パフォーマンス会場に入るためにはベビーカー置き場に置かないといけない(鍵をつけるポールなどはない)などスムーズな体験には
つながらないと思いました。

授乳室は複数あるが、設備や広さはちょっとずつ違う

授乳室は各建物にありました(計三ヵ所)。

それぞれ鍵付きの授乳室とおむつ換え台、調乳用スペース、おむつ廃棄BOXがありましたが、部屋自体の広さや授乳室のサイズなどはそれぞれ異なりました。

行ったときはとても暑かったのですが、授乳室内はクーラーが効いており
混雑していなければ快適に過ごすことができます。

ただ、授乳室は狭いため、個室の中に入るのは難しいうえに、
複数台がおむつ換え台の近くにある場合は通り抜けることも難しかったです。

清潔感があり、空調も効いていて使いやすい。
授乳室内に手荷物置き場がないところもある。少し不便かも。(扉の裏側に荷物かけフックはあり)

見たいところを絞って、予習してから行くのがおすすめ

上記のような状況は平日でのことだったので、土日祝であればさらに混雑しており
子連れでのんびり楽しむには未だ厳しい印象がありました。

オルカパフォーマンスはとても迫力があり、様々な展示を見るのは楽しかったので
何を最低限見たいか(買いたいか)、どこにどんな設備があるかなどを
予習してから行くと、心の余裕ができると思います。

これから須磨シーワールドに行く方の参考になれば幸いです。

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