【初心者の壁2】レジンで手作りアクセサリー【反り】

趣味

レジンでアクセサリーづくりに挑戦中の筆者です。

現在20作品ほど作ってみたレベルですが、ネットで情報収集しながら素材について情報を収集していますので、共有しようと思います。

100均素材で作ったピアス。

前回は、まず最初に自分がつまづいたポイントとして、「粘度」について記載しました。

【初心者の壁】レジンで手作りアクセサリー【粘度】
「レジン」ってよくインスタとかで見るけど、難しそう・・・とか、簡単そうだけど実際どうなんだろう?と思っている方もいると思います。 レジンを3日間チャレンジしたので、体験談をレビューします。結論からいうと、最初の硬化は難しくなかったです。ただ、「レジンの粘度」が重要とわかりました。

様々なレジン液を試していく中で、レジン液の種類(ブランド)によって、作品の仕上がり形状が違うことを体感しました。

そこで今回は2回目の初心者の壁として「反り」について記載します。
結論から言うと、反り対策には、
①反りにくい、収縮率の低いレジン液を使う。
②少しずつ硬化することで部位による収縮の差をなくす
③温かいうちに重しをして、平らする。(もしくは温めなおす)
が有効です!


「反り」とは

「反り」とは、レジン液をモールドに流して硬化した際に、モールドの形通りにならずに、レジンが曲がってしまうことを言います。
ネットで検索しても、様々な方が「反り」に悩んでいるようです。
作品が反るだけでなく、作成中にモールドから浮いてしまったり、接着したいパーツが浮いてしまったりすることもあり、困ってしまいます。

「反り」は、UVやLEDの照射を行った際にレジンが収縮することで起こる現象で、
UVやLEDの当たりやすい表面と底側で収縮率が異なることなどで、反りが発生するようです。

反りが起こりやすい条件

反りは上述の通り、レジンが収縮することで起こる現象です。
また、UV/LEDライトの当たり具合が場所によって異なることで顕著です。

そのため、下記のような条件で反りやすいと言えます。

  • 薄くて面積が広い作品(板状など)
  • 厚みがある作品

このような作品を作るときは、気を付けましょう。

反りが起こりやすいレジン液

収縮率の高いレジン液では、反りが発生しやすいと言えます。
メーカーによっては、収縮率を%で公開している場合もあるので、参考にしてみてください。

例えば、レジン液や関連アイテムで有名なPADICOさんでは、収縮率に関して
星の雫・・・約3.5%
星の雫ハード・・・約6%
星の雫ソフト・・・約5%
星の雫グミー・・・約4%
太陽の雫・・・約4%
のような記載があります。
https://www.padico.co.jp/products/jewel_labyrinth/uv-led-resin/juwellabyrinth06-005.html

他の気泡の抜けやすさや高度、黄変なども変わってきて一概に収縮率だけでレジン液の良しあしは言えませんが、反りが問題になる作品では使い分けるとよいでしょう。

また一般に、下記のようなことも言われています。

  • LEDレジン液のほうがUVレジン液より反りやすい
  • 硬化が早いレジンは収縮率も高い

上記のことを気にするか、パッケージに「反りにくい」と書いているレジン液の選択がおすすめです。

反り対策/直し方

レジンの硬化時には、下記のような工夫ができます。

  • 少しずつ硬化することで部位による収縮の差をなくす
  • シールや硬いものを封入する
  • 硬いもので抑えながら硬化する

硬化が終わってから「反り」に気づいたときは、下記の方法で矯正しましょう。

  • レジンが冷える前に、重しをして平らにする
  • エンボスヒーターやドライヤーで温めて柔らかくなったら、硬いもので押さえつけて矯正する

今回の記事では、UV/LEDレジンについて記載していますが、番外編としては、2液性レジンを使うと反らないようです。

結論

①反りにくい、収縮率の低いレジン液を使う。
②少しずつ硬化することで部位による収縮の差をなくす。
③温かいうちに重しをして、平らする。(もしくは温めなおす)

今回は以上です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました