大阪市内の区役所や支援センターなどのチラシで知った、国立国際美術館が実施している「ちっちゃなこどもびじゅつあー」に参加してみました。
こども自信も楽しそうに参加していましたし、親も楽しめる素敵なイベントでしたので、興味のある方の参考になればと思い、経験談を記します。
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ちっちゃなこどもびじゅつあーとは
「ちっちゃなこどもびじゅつあー 〜絵本もいっしょに〜」は、
国立国際美術館が開催しているイベントで、絵本よみ、
作品のスライドトーク、コレクション展が楽しめるイベントです。
対象は0歳〜未就学の乳幼児とその保護者です。
美術館や絵本に興味がある方にオススメなイベントです。
国立国際美術館へのアクセス
国立国際美術館は、複数の駅からアクセスできます。
京阪
中之島線 渡辺橋駅[2番出口]より南西へ徒歩約5分
淀屋橋駅[7番出口]より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
Osaka Metro四つ橋線
肥後橋駅[3番出口]より西へ徒歩約10分
御堂筋線
淀屋橋駅[7番出口]より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
JR
新福島駅[2番出口]より南へ徒歩約10分
大阪環状線 福島駅より南へ徒歩約15分
大阪駅より南西へ徒歩約20分
阪神
福島駅[3番出口]より南へ徒歩約10分
最も近いのは京阪中之島線の肥後橋駅で、筆者もそこから向かいました。
応募方法は往復はがき
応募方法は往復はがきのみで、チラシに記載の内容を明記し、送付します。
往復はがきは郵便局のほか、コンビニでも取り扱いがある店があるようです。
往復はがきを使うのははじめてで、どちらの面に何を書くのかが難しかったです。
・往信の宛名面に、国立国際美術館の宛先
・往信の文面に必要事項
・返信の宛名面に自分の住所
を書いて送付しました。
当選は5組十名のため、最初に申し込んだ際は落選しましたが、2回目の応募で当選しました。
プログラムの内容
当日のプログラムは下記のとおりでした。
・受付
・開始、説明
・絵本読み聞かせ
・スライドトーク、作品の予習
・コレクション展の見学
・感想会
・絵本読み聞かせ
・アンケートを書いて解散
到着、受付、待ち時間
まず到着すると、返信で帰ってきたはがきを見せて受付します。その後ホールに通されてベビーカーのままか、ベビーカーから降ろして会場に入ります。
時間まで待機をしているあいだ、どなたかの作品の座布団が床に敷いてあり、
その上に座って待ちます。
また、待っている間は本棚にある絵本を自由に読んでも良いですし、ボランティアの方が絵本を紹介してくれたりしました。
開始、会の説明
時間になると、国立国際美術館のスタッフの方が会の趣旨やスタッフ紹介、当日の流れを説明してくれます。
明るく楽しそうに話してくれてとてもよい印象でした。
絵本読み聞かせ
まず最初は「美術と絵本を考える会」の方から絵本の読み聞かせがありました。
絵本は毎回違うようで、絵本を選んだ意図を教えてもらって読んでもらえます。
絵本の読み方も感情豊かでかっこよく、普段の自分の読み方とは全然違って勉強になりました。
※筆者はこの日持参を忘れたのですが、まだ一人でじっと座れない月齢の赤ちゃんの場合は
チェアベルトを持っていくことをおすすめします。
座布団の上からハイハイで土足の場所に何度も進んでしまいました。
スライドトーク、作品の予習
この後美術館の中に入ってコレクション展を観るにあたって、どんな作品が置かれているか事前に予習します。
舞台上の大きなスクリーンに投影されたいくつかの作品を見ながら、どんな印象を持ったか、何を意味していそうかなど、子どもや親に意見を聞いて交換しました。
筆者の子どもはまだ言葉を話さないので見ているだけでしたが、おしゃべりな子は絵に対していろいろな感想を持っており、違いに感心しました。
コレクション展へ
その後コレクション展に皆で入り、スタッフの方の誘導を受けながら自由に観覧しました。事前に予習した作品があったり、子どもが注視している作品があったり、自分一人で美術館に行くのとは違った感じでした。
美術館自体にも、入り口のゲートに子どもが入るイベントをやっている旨の記載があり、泣いたり声を出しても寛容な雰囲気があってよかったです。
まだ歩けない子どもと一緒の人は、抱っこ紐やヒップシートでコレクション展を見ていました。
もしも
感想会と絵本読み聞かせ
コレクション展が終わったら、感想やどの作品が記憶に残っているかなどの意見交換をしました。
たくさんある作品の中で、同じぐらいの月齢の赤ちゃんが同じような作品に興味を持っていたことに驚きました。
意見交換が終わるとツアーは終了で、子どもの機嫌が良い人はさらに絵本を読むなどしていました。
ツアーのおみやげ
帰宅する前に、アンケートに協力するようにお願いされ、
同時に本日紹介があった絵本の一覧が記載された冊子が渡されました。
普段自分が選ぶ定番のものだけでなく、いろいろ書いてあったため、
今後絵本を買う際の参考になるので大変助かりました。
施設内の設備など
館内には、B1フロアに授乳室とおむつ替えスペース、キッズスペースが用意されていました。
また、お手洗いは多目的用が一室あり、ベビーカーでも入れました。
まとめ
国立国際美術館で開催されているこども向けイベント
「ちっちゃなこどもびじゅつあー」に参加した体験談をご紹介しました。
このイベントは、絵本の読み聞かせから始まり、スライドトークで作品の予習をした後、
実際にコレクション展を見学するという流れで、
子どもだけでなく親も一緒に楽しめる内容です。
往復はがきでの応募が必要で、当選倍率は高いものの、参加する価値は十分にあります。
当日は、他の参加者との交流や、普段とは違った視点から作品を鑑賞する機会が得られ、
子どもの反応を見るのも楽しいひとときです。
美術館デビューにも最適なこのイベント、気になる方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
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