レジンでアクセサリーづくりに挑戦中の筆者です。現在25作品ほど作ってみたレベルですが、また新たな壁にぶつかってしまいました。
それは、レジン作品を作った最終段階での「べたつき」や「しわ」でした。
その解決策を調べましたので、共有します。
調べた結論として、自分としては特に下記ポイントに注意して作品づくりを行おうと思いました。
- べたつき→レジンを少量ずつ使い、毎回しっかり硬化する
 - しわ→収縮率の低いレジン液を使う
 
べたつきが起こる原因
完成後のレジンのべたつきがおこる原因は、硬化が十分でないことです。
その硬化不良は以下のような原因で起こります。
- 照射時間不足
 - UV/LEDが十分に当たらない場所(封入パーツの下、透けないミール皿の部分)
 - UV/LEDのパワー不足
 - ライトとレジンの不一致(UVレジンをLEDライトで硬化)
 - レジン使用量が多すぎる(一度に固める量が多い)
 - 着色料が多い
 - レジンの色が濃い
 - レジンの品質が低い(安価なものなど)
 - レジンに水分が混入した
 - レジンを高温下で放置した(再融解)
 
また、未硬化はべたつきだけでなく、空枠からはずれたり、表面についているパーツがはずれるなどの
トラブルにもつながるため、注意したいです。
べたつき対策 まとめ
未硬化対策としては、
- こまめに硬化する
 - 新しくレジンを重ねて塗り、しっかり硬化する
 - モールドの裏側からもライトをあてる
 - 強いライトを使う
 - 太陽光にあてて仕上げる
 
作品自体へのケアとしては、
- レジンふき取り液で表面の未硬化レジンを取り除く
 - コーティング用のレジン液を使う
 - マニキュア(トップコート)をコーティング剤として使う
 
のようなものがあります。
ただ、レジンの中身が未硬化のままだと、使用している間に亀裂が入るなどして
漏れ出たりしてレジンが肌についてしまうなどのトラブルがあるため、
基本的には「しっかり硬化する」ことを心がけるとよいでしょう。
しわが起こる原因
完成したレジンの表面に細かい線が入って、つやや透明感が失われてしまう「しわ」は、
レジンの収縮によって起こります。
以前の記事で「反り」について調べたときと同様の原因です。
しわ対策
反り対策と同様に、
「収縮率の低いレジン液を使う」
また、べたつき対策と同様に、
「少しずつ硬化することで部位による収縮の差をなくす」
ことも重要です。
結論
これまでレジンアクセサリーづくりの難しさとして「粘度」、「反り」について記載し
今回は「べたつき」、「しわ」について記載しました。
すべての問題の解決策に共通するのは、
- 収縮率の低いレジン液を使う
 - ゆっくり、少しずつ硬化させる
 
ことが重要だとわかりました。
収縮率を考慮しながら、様々なレジン液を試し、自分が使いやすいレジン液に出会うまでトライしようと思います!
また、慣れてくると一気にレジン液をいれて、まとめて硬化してしまいたくなりますが、
ゆっくり少しずつ硬化させるのが初心者には大事です。
以上!
  
  
  
  


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